在宅勤務のストレス
2020年 05月 22日
私が勤務する会社では4月から在宅勤務に切り替わった。はじめは4月19日までの予定だったが、緊急事態宣言が発令されて5月6日まで延長され、宣言の延長に伴って5月17日まで再延長された。緊急事態宣言が解除されないことにより24日まで再々延長され、東京都での緊急事態宣言が解除されないため、25日まで再々々延長された。
通勤して家と会社を往復するなど時間の無駄で、さっさと完全テレワークに移行すればいいと長いこと漠然と思っていたけれども、いろいろ不都合が多いことがよく分かった。第一に、朝晩通勤することはいい運動になる。第二に、会社で同僚に会って対面で話し合うと仕事がはかどる。第三に、自宅でのテレワークは仕事がしにくく効率が悪い。我が家にはプリンターがなく、情報をすべて画面上で確認しなければならないが、45歳の中年にはこたえる。会社でプリンターから出力してポイントとなるところに蛍光ペンでマーカーを入れて読んだほうが絶対に早く終わる。
ストレスがすごい。会社にいれば、私が会議中だったり、誰かと話をしていれば、他の人は気を使って私に話しかけてきたりはしない。しかし、在宅のテレワークだとそういう他人の配慮を受けることができない。会社外の人とZoomで会議しているときにチャットで返事を催促されたり、スマホに電話がかかってきたりと、いろんな用事が同時的に多発する。隣の席に座っていた部下に頼みたいことがあっても、以前は横を向いて話していたことを、今ではいちいちメールやチャットなどの手間のかかる作業をして伝えなければならない。今までは、会社に行って人に会うことにより、人間関係のストレスに気を付けてきたけれども、在宅勤務を続けることで、人に会わないことによるストレスも馬鹿にならないことがわかった。こんなに日々イラつくとは思わなかった。
このブログを頻繁に更新するようになったのも、日々誰とも接しないで過ごすことのストレスのせいだろう。同じ日に2回更新したなんて、いつ以来なんだか。
by binwa
| 2020-05-22 19:29
| 日記
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