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再入院の記録

2020/4/27~29の2泊3日、抜釘手術を受けるために入院した。

入院初日(4/27)は退屈だった。
病院スタッフの人は基本忙しい。そのため、13時半にチェックインした後は放置プレイだった。2時間くらいしてから持参書類や薬などの確認が入り、並行して肺のCT検査を受けた(コロナ対策の一環)。CTの結果は聞いていない。夕飯後は食事を禁止され、22時半以降は水分摂取も禁止された。これは、翌日の手術で全身麻酔を行うためである(※1)。

この晩はよく眠れなかった。緊張していたし、病室が暑かった。そのうえ隣にいる患者のために病棟が騒がしかった。痴ほう症的な症状をもつおばあさんが隣の病室にいて、頻繁に騒ぎを起こしていた。23時頃、どこかの病室から男の患者がでてきて看護師に文句らしきことを言って静かになった(※2)。眠れない間、私はiPadでhulu(笑点)を見ていた。結局眠気を催して寝入ったのは2時ころだったと思う。

翌朝(4/28の朝)は5時前には起床してしまい、さらに寝るのはあきらめ、前日渡されていた手術着に着替えて待機した。午前7時ころに看護師がやってきて右手に点滴を打った(※3)。朝食は抜き。病院のコンビニで新聞を買って一読し、その後はkindleで「これは経費で落ちません!」の5巻・6巻を読んで待った。

11時半すぎに病室のベッドに乗せられたまま手術室まで運ばれた。手術室では先生たちの挨拶の後、全身麻酔が打たれた。自分の意識が戻ったのは14時半頃だったと思う。たぶん手術室で目を覚まして、取り出した金属片などを見せてもらったような気がするが、もしかすると病室でのことだったかもしれない。目が覚めた時は、麻酔のもやもやが残っているのでまだ寝ていたいと思ったし、実際にもすぐ寝てしまった。なので、どこで起床したか、あまりよく覚えていない。

19時に夕食が供された。1日ぶりの食事だった。手術で体が弱っていたので、出された量でいちおう満足だった。この夜は何度もトイレで目が覚めた。点滴がつながったままで、補給した水が小便となってでてくるのである。飲食禁止は終わっているのだから、素人的には脱水症状防止の輸液の点滴はやめてほしかった。

最終日、予定では朝食後すぐに退院だったはずなのだけれども、主治医が不在で待たされた。普通に歩けるので病院のコンビニに行って新聞を買い、iPadで動画で見たりして暇をつぶしていたが、なかなか退院させてもらえなかった。結局、荷物をまとめて病院を出たのは13時過ぎだった。


(※1)麻酔中に嘔吐すると窒息死するらしいので、胃の内容物を空っぽにしてそもそも嘔吐できないようにする。
(※2)男の声は大声だったが、文句を言っている場所はナースステーションのほうだったため内容がよく聞こえなかった。別件の可能性もあるが、おばあさんが大声を出した直後に(たまりかねて)出ていったような感じだった。
(※3)脱水症状を防止するための輸液がずっと点滴されていた。また、抗生剤や痛み止めなどの別の薬も何時間かおきに一緒に点滴された。



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by binwa | 2020-05-02 22:05 |  ┣ 入院日記 | Trackback | Comments(0)

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